野分あらすじ

源氏物語・野分あらすじ図解

参考

  • 人物の年齢:源氏36歳/夕霧15歳/紫上28歳/明石君27歳/玉鬘22歳/明石姫君8歳/秋好中宮27歳
  • 場所:六条院/三条宮

源氏物語の野分あらすじ・夕霧、紫上をかいま見る

8月、野分(台風)が例年よりも激しく吹いた。
夕霧は風の見舞いに六条院を訪れ、風によって開け放たれた隙間から紫上の美しい姿をかいま見、すっかり心を奪われてしまった。
夕霧は、源氏が息子の自分を六条院に住まわせないのは紫上に近づけないためだろうと感じた。
源氏は夕霧の魂の抜けたような様子から、直感的に紫上の姿を見たのだと見抜く。

源氏物語の野分あらすじ・風の見舞い

翌朝、夕霧は六条院の花散里と秋好中宮とを見舞い、源氏は明石君と玉鬘とを見舞った。
夕霧は御簾の隙間から源氏と玉鬘の親子以上の様子を見てしまう。
夕霧はまたしても玉鬘の美しさに心奪われる。
夕霧が三条宮に帰ると、祖母大宮が雲井雁に会いたいと内大臣に迫っていた。


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