参考
- 人物の年齢:源氏50歳/夕霧29歳/秋好中宮41歳/女三の宮23(24)歳/明石女御22歳/薫3歳
- 場所:六条院/冷泉院
源氏物語の鈴虫あらすじ・女三の宮の持仏供養
夏、蓮の花の咲くころ、女三の宮の持仏供養が行われた。
源氏物語の鈴虫あらすじ・源氏、鈴虫の音を聞く
8月の十五夜、源氏は女三の宮を訪ね、共に小声で経を読み、鈴虫の音を聞いた。
源氏がいまだに女三の宮を思いきれないようなことをいうので、女三の宮は迷惑に思うも言い出せない。
源氏物語の鈴虫あらすじ・秋好中宮の出家志願
源氏が養女である秋好中宮を訪ねると、中宮は出家したいと言い出した。
亡き母・六条御息所(かつての源氏の年上の愛人)の霊がいまだに物の怪となって現れることがあり、死後も成仏できずにいることを悲しんでのことだった。
源氏は出家を諌めて、六条御息所の冥福を祈る法事の準備をする。