椎本あらすじ

源氏物語・椎本あらすじ図解

参考

  • 人物の年齢:薫23~24歳/匂宮24~25歳/大君25~26歳/中君23~24歳/夕霧49~50歳
  • 場所:宇治八宮邸/夕霧山荘

源氏物語の椎本あらすじ・匂宮、宇治を訪れる

2月末、薫から八宮の姫君の話を聞き、匂宮は心を動かした。
逢う機会を作るために宇治の夕霧の山荘に一泊し、薫とともに管弦の遊びを催した。
八宮の山荘はその川向かいにあるので、琴の音がよく聞こえた。
八宮は薫に便りする。
その返事を匂宮が代筆したのをきっかけに、匂宮と中君の文通が始まるようになった。

源氏物語の椎本あらすじ・八宮の死

八宮が厄払いのために山寺に入ることになった。
入山前に、姫君たちには「皇族としての誇りをけがすような愚かな結婚はしないように」と教訓を残した。
八宮は寺で発病し、8月下旬に亡くなった。

源氏物語の椎本あらすじ・薫、大君に心中をあかす

ある雪の降る日、薫は宇治を訪れ、大君に好意をほのめかしたが大君は応じなかった。

源氏物語の椎本あらすじ・匂宮、六君との縁談をこばむ

翌春、匂宮は宇治への手引きを薫に頼んだ。
夕霧は娘(六君)を匂宮の妻へと願ったが、中君に夢中の匂宮はこれを聞き入れなかった。
やがて三条宮が焼け、女三宮は六条院に移った。


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