物の怪

物の怪もののけとは、人に危害を加える邪悪な霊魂のことを指します。

源氏物語が書かれた当時は科学が未発達ということもあり原因不明の難病、精神病の多くは「物の怪」のせいだとされてきました。

物の怪を退治するためには、修行を積んだ霊能力の高い僧が、物の怪に取り憑かれた人(患者)から物の怪を「よりまし」に移して、祈祷をするのがよいと考えられていました。

源氏物語では六条御息所の生霊が物の怪となって夕顔を襲い、死なせてしまう場面があります。(夕顔

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