参考
- 人物の年齢:源氏23~25歳/藤壺28~30歳/紫上15~17歳/六条御息所30~32歳/夕霧2~4歳
- 場所:野宮/宮中/三条宮/雲林院/右大臣邸
源氏物語の賢木あらすじ・源氏、野宮の六条御息所を訪れる
六条御息所は娘の斎宮とともに伊勢に下ることになった。
そのことを聞いた源氏は、晩秋のある日、嵯峨の野宮に六条御息所を訪ね、別れを惜しんだ。
源氏物語の賢木あらすじ・桐壺帝の崩御
11月、桐壺院が亡くなった。
藤壺は三条宮に下がり、権勢は右大臣方に移った。
源氏や左大臣方は、その後寂しい日々が続いた。
その後、右大臣側の圧迫が強まり、左大臣は致事(引退)する。
源氏物語の賢木あらすじ・朧月夜君、尚侍となる
翌春、朧月夜君が尚侍となり、弘徽殿に住んだ。
五檀の御修法の行われた夜、源氏は朧月夜君のもとに忍び入った。
源氏物語の賢木あらすじ・桐壷の出家
故桐壺院の一周忌に、藤壺は法華八講を営み、その後出家した。
(源氏の藤壺に対する求愛の激しさが、身の破滅に繋がると恐れたため。藤壺の皇子である東宮を守るための決断)
源氏物語の賢木あらすじ・源氏と朧月夜君の仲を右大臣に知られる
翌年の夏、朧月夜君は病気で里に下がった。
ある夜、源氏が朧月夜君のもと(右大臣邸)に忍んできているところを右大臣に発見されてしまう。
朧月夜君は帝の側近くに仕える女官・尚侍になっていたため、源氏との仲を聞いた弘徽殿女御は大変怒り、源氏追放を考え始めた。