乙女あらすじ

源氏物語・乙女あらすじ図解

参考

  • 人物の年齢:源氏33~35歳/夕霧12~14歳/雲井雁14~16歳/冷泉帝15~17歳/秋好中宮(斎宮女御)24~26歳/紫上25~27歳
  • 場所:二条院/六条院/右大臣邸/三条宮/宮中/朱雀院

源氏物語の乙女あらすじ・夕霧の教育

翌年、夕霧は12歳で元服した。
源氏は夕霧を六位にとどめ、大学寮に入れてきびしく教育することにした。
そのころ、斎宮女御(源氏の養女)は中宮(秋好中宮)、源氏は太政大臣、右大将(もとの頭中将)は内大臣に昇進した。

源氏物語の乙女あらすじ・夕霧と雲井雁の恋

祖母大宮のもとで養育されていた夕霧と雲井雁(内大臣の娘)は、いつしか相思の仲となっていた。
しかし内大臣は雲井雁を東宮妃へと望んでいたので、雲井雁を自邸へと引き取り、2人の仲を引き裂いた。
一方、源氏も夕霧を花散里にあずけた。

源氏物語の乙女あらすじ・夕霧、進士に及第

翌春、夕霧は進士に及第し、秋には五位・侍従となった。

源氏物語の乙女あらすじ・六条院の造営

そのころ、源氏は六条御息所の旧邸を修理して、六条院の造営にかかり、翌年8月落成した。
六条院には4つの町があり、源氏と紫上は春、花散里は夏、秋好中宮は秋の景色を配した御殿に染み、少し遅れて明石君が冬の景色の御殿に移り住んだ。


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